開催概要



事業の名称

マロニエBIM設計コンペティション2022 in みやぎ

開催趣旨~BIMによる社会貢献

マロニエBIMコンペティションは2014年に栃木県建築士事務所協会が建築を学ぶ学生を対象にBIM技能の向上を目指して始まりました。その後、進化を遂げて、2019年対象を一般の社会人にも広げ、日本建築士事務所協会連合会との共催となり全国にそのフィールドを広げてきました。その取り組みが評価され、昨年度は国土交通省の国庫補助を受けて栃木県を離れて福岡県建築士事務所協会が担当し、課題敷地を2016年の熊本地震で甚大な被害を受けた熊本県の益城町を舞台として開催されました。今年度は宮城県建築士事務所協会が担当し仙台市の歴史的文化をはぐくんできた青葉山公園整備地内を課題敷地として開催することになりました。

BIMはすでに一定の設計組織で導入され、社会的にも認知されてきています。これまで建築業界では設計や施工の業務効率化を目指す手段であるという理解が一般的でしたが、最近ではスマートシティや社会資本のデジタル化の一環として、高度な建物データの存在が維持管理から利用の活性化までをサスティナブルに実現するための手段としての注目が高まってきています。それは、BIMは建物の完成後にも利用状態のセンシングや自動制御などの技術と密接に結びついて建築で行われる活動を支援する仕組みとして役に立つからです。もちろんBIMには建物の環境や構造の状況をデザイン段階でシミュレーションによって予測し、より合理的に計画することにも役に立ちますが、それだけではなくロボットや自動加工を前提にした新しい施工方法のための手段でもあり、その結びつきを前提にこれまでには挑戦されてこなかった形態や架構の建築をデザインするための手段でもあります。つまり、BIMにはデザインから施工技術、利用や運用までを総合的に革新する力で建築自体に新たな価値を生む可能性が期待されているのです。

本コンペティションの狙いは、その意義を具体的な実践とわかりやすい事例で、建築業界内だけでなく一般に理解してもらうことだと考えています。提案したものを建設したりや実現することを目的としたコンペでは無く、無限の仮想空間をデザインすること。したがって本コンペティションの参加者には、BIMの持つ様々な利点を技術的背景として捉えながら、建築材料から建築構法に始まり、環境性能や利用方法の革新的提案に至るまでに総合的に建築デザインとして捉え、社会の役に立ち、十分な実現性があり、そして美しさも兼ね備えた提案を示すが期待されています。


主催

(一社) 日本築士事務所協会連合会


共催

(一社) 宮城県建築士事務所協会

(一社) 栃木県建築士事務所協会

(一社) 福岡県建築士事務所協会


後援

国土交通省

宮城県

仙台市

(公社)日本建築士会連合会

(一社)日本建築家協会

建築情報学会


日時・場所

一次審査通過者発表  令和4年11月16日(水)(予定)

二次審査(公開審査) 令和4年11月26日(土)